1泊2日の青島(中国のチンタオです。)弾丸ツアーに行ってきました。
観光・親睦旅行といった部分もありましたが、ソフトウェアパークという市がIT企業を誘致して作られたオフィスビルなども見学して参りました。
地元のイオンでお土産を買ってきましたが、その中でホタテの乾物を衝動買いしてしまいました。
よくよく考えてみると、日本で買うのとさほど変わらない値段だったので若干後悔した部分がありました。
しかし、ここで改めてよく考えてみると、なぜ後悔したかというと、中国の方が日本より物価が安いという固定観念を持っているからだということに気づきました。
明日、外国人労働者に関するセミナーを開催することになっていますが、そこでお伝えしようと思っていたことの1つに、既に外国人労働者は安価な労働力ではなくなっている、ということがあります。
すなわち、特定技能で外国人労働者を受け入れるための要件として、日本人と同等の給与水準が保たれていること、ということが挙げられており、外国人であるからといって安い給料しか払わないという事は法律的に許されなくなっています。
ホタテの事例と、外国人労働者の給与の問題と一見全く別のものに見えますが、実は外国は安いといった固定観念から発生した問題であるということがいえます。
日本の企業が本当の意味で成熟していくためには、こういった固定観念を見直していく必要もあるのではないでしょうか。