5月16日のセミナーに向けて準備を進めております。
【これでわかる!外国人労働者の在留資格セミナー(5/16)】
https://feelist-srv.sakura.ne.jp/02_test_site/answerz_test/news_blog_all/post-4560/
日本の統計データを見ていると、新しい事実関係にも気づかされ、発見する部分も多くあります。
意外と知られていない事実が、現在の外国人の日本における労働の事情がどういったものであるか、ということです。
このことは、実は多くの方は正確に理解していないことではないのかと思うのですが、意外な事実関係が浮かびあがってきます。
それというのも、日本は、基本的に外国人労働者の受け入れについてはネガティブであり、原則的には受け入れてこなかったのですが、日本における別の在留資格で在留されている方が重要な労働力となっているからです。
実際に1番多い日本における外国人の在留資格で労働者としてカウントされている人の資格は身分関係に基づくものであるという事実があります。
これは、もともと労働者として外国から来られた方が永住権を持つに至ったというケースもありますが、日本人の配偶者としてや、その他の身分関係に基づき日本での在留が認められている方の資格です。
それに続くのが、僅差ではありますが、資格外活動許可を得た人、すなわち本来的な労働者ではない留学生のアルバイトであり、技能を本国に持ち帰る目的で在留している技能実習生であることが指摘できます。
その先に続くのがようやく技術・人文・国際といった労働者としての在留資格を持った人といったような構図になっています。
以上のことから見えてくるのは、日本の政策は現場では非常に無理をして外国人労働者を受け入れようとしており、歪みが生じているという事実です。
これを契機として改正を行ったが特定技能という新たな在留資格の創設ということになります。
このような背景を理解しておくと、いかに特定技能の資格が今後の日本の外国人労働力の重要性があるかということについて理解がいただけるのではないでしょうか。
外国人労働者の関係に関し、ご関心のある方はぜひ5月16日のセミナーに足をお運びいただければと思います。