投稿日:2019年03月27日

【札幌 弁護士コラム】青函トンネル工事に学ぶ:命懸けの仕事とは

札幌の今朝は雪景色ですが、今日の話は若干(?)暑苦しい話です。

 

先日、アマゾンプライムで放映されるようになって、最近ハマっているプロジェクトXの続編を見ました。

その中で取り上げてられていたのが、青函トンネルのプロジェクトの件でした。

 

青函トンネルは、津軽海峡の海上交通事情が厳しい、すなわち輸送船が難波してしまうという問題に対して、海底トンネルにより竜飛岬から北海道までの路線を作ろうということで計画が始まりました。

このプロジェクトは、昭和39年に10年計画で始まりました。

しかし、難工事に次ぐ難工事を経て、開通までには当初の計画を大幅に上回る24年を要したとのことです。

 

その中で、多くの人工が動員され、中には難工事により、命を失う方もいらっしゃったということです。

その中で、責任者であった大谷豊二さんという方の発言が大変印象に残っています。

それというのは、トンネルが津軽海峡の海底で貫通したとき、亡き同僚の遺影を掲げ「おいみんな、北海道に行くぞ。ここが約束した北海道だぞ。」と述べたことです。

トンネル工事に命を懸けた万感の想いがここに詰まっているものと感じました。

 

それに関連する話ですが、やはり満足感のある仕事をするためには、命懸けの仕事をしなければなりません。

これは、物理的に命を懸ける仕事をしなければならない、という意味ではなく、命懸けで守るべきものがあるような仕事に命を燃やさなければならない、ということです。

命を燃やす、という事は簡単なことではありません。

それには目標が明確に存在し、かつその目標が大義に従ったものでなければなりません。

 

そこまでの高みを目指すこと自体、それまでの経験や感情に裏付けされていなければ思いつかないようなものです。

そこまで命を燃やせるとすれば、技術的な問題であったり、金銭的な問題であったり、経験の問題であったり、といったようなことは瑣末な問題になってきます。

そのように、命懸けの想いを持って事に取り組むことが、事を成すことの大前提である、ということを改めて感じた次第です。


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