投稿日:2018年12月01日

【札幌 弁護士コラム】福本豊の3つの日本記録に学ぶ:チャレンジすることの大切さ

最近、なぜか落合博満のバッティングの本を読んでいます。

落合博満 バッティングの理屈―――三冠王が考え抜いた「野球の基本」 
落合 博満 
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この本で凄いと思ったことは、バッティングという身体感覚がすべてのものに対して逐一言語化し、ありとあらゆる事象に対して言葉を当てていることです。
写真が含まれているものの、400頁(!)という大著です。
読み終わったらまた感想を書くかもしれません。

さて、この本に触発されて歴代のプロ野球の成績などをちらほら見ていたのですが、やはりすごい記録だと思ったのは福本豊の盗塁数です。

<福本豊 wikipedia>
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E6%9C%AC%E8%B1%8A

通算盗塁数は1065とダントツの歴代1位で、2位の広瀬叔功の596に大きく水をあけています。
1065という数字は当時の世界記録で、「世界の福本」という呼称はこの記録に由来しています。
また通算三塁打数も115で、これも現在まで破られていない日本記録です(イチローは現在日米通算で119のようですが。)。

ここでもう1つ福本豊が日本記録を持っているものがあります。
それは「盗塁死数」です。

盗塁死数とは、盗塁を試みるもキャッチャーからの送球によって刺された数をいいます。
つまり盗塁を試みてセーフになった数もアウトになった数も日本一ということです。
必然的に盗塁を試みた数も日本一になります。
そうやってみると福本豊の安打数、四死球数からみると、塁に出たときの3分の1近くは盗塁を試みていることになっています。

一方で、盗塁成功率は.781であり、決して低くはないものの、通算の盗塁成功率では歴代6位にとどまっています。

これらのことからすると「福本豊は多くの挑戦を続けたからこそ日本一(世界一)になった。」ということができます。

「多くの挑戦を続ける」というのはビジネスにおいても非常に重要なことです。
「失敗したらどうしよう」とか「うまく行かなかったら迷惑をかけるんじゃないか」とか、新しいことに挑戦する前には様々に逡巡してしまうのが通常です。
しかし、多くの挑戦なくしては大きな成功は望めないですし、おのずからたどり着けるところには限界があります。
上手くいくかどうかわからないところで挑戦を続けられるか、それがビジネスにおける本質なのかもしれません。

福本豊の記録はそのようなことを教えてくれている気がしますが、いかがでしょうか。

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年末年始に放談会、セミナー2件を開催します!

 

<イベント概要①>
イベント名:年末放談会~明るい2019年を迎えるための5つの心掛け~
講師   :荒木俊和
日時   :2018年12月26日 17:30-19:30
場所   :札幌市中央区北2条西10丁目2番地7 Wall地下セミナールーム
参加費  :5000円(懇親会費は別途4000円程度)
      (アンサーズ法律事務所の顧問先様は1名無料)
申込方法 :①本イベントの参加ボタンをクリック(別途懇親会の出欠をメッセージ等でお知らせ下さい。)
      ②下記Googleフォームから申込み       https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeSKyETZD5usCM-F11oiY5mxm_Fr3CXvtZntJ1a2STTjqrI-A/viewform?usp=pp_url
      ③電話で申込み(011-252-9301)

FBイベントページ:https://www.facebook.com/events/342564573218932/

 

<イベント概要②>
タイトル:恋愛・結婚・パートナーシップ大反省セミナー(仮)
日時  :平成31年1月9日 18:30-20:30(セミナー)
              21:00-23:00(懇親会)
場所  :プラット22
     札幌市中央区北2条西2丁目 STV北2条ビル1階
     http://www.plat22.com/access
受講料 :5000円(税込、懇親会費別途)

FBイベントページ:https://www.facebook.com/events/2187428388135806/