またもや東京に来ています。
これで今月4回目の東京です。
今回は鮒谷周史さんの3日間セミナーで今日から3日間、朝から晩まで勉強してきます。
さて、今日のセミナーでも話題に上がっていたことですが、「価値提供」とは何か、という話です。
価値というものは人によって感じ方が大きく異なるものですが、1つの見方として金銭と交換できるものであるかどうか、ということが1つ挙げられます。
分かりやすくいえば、売れる商品がある、売れる役務がある、といったようなことです。
しかし、これらに限られず、実は本人も意識していないところで価値を感じられたり、本人が何をやっているわけでなくても価値を提供しているということも少なくありません。
例えば、ドクターフィッシュなどは餌を食べるだけのつもりでも人間の不要な皮膚を綺麗にしてくれますし、考えてみればプロスポーツ選手の握手会なども、スポーツを見せるという価値を提供していないにもかかわらず、多くの人を動員しています。
このようなことを考えると、常に価値提供を意識的に続けていれば単に人に会うだけでも価値を感じてもらえるということは少なくありません。
提供できている価値というのは、相手の優先順位の高さと比例し、「この人と会いたい」と思わせる力が強ければ、他の予定が入っていても、入場料などの料金がかかったとしても会うための努力を惜しまないものです。
価値提供ができているかどうかのバロメーターは色々とあると思いますが、人からの面会を求められるというのは自分が価値提供をできていることの1つの証拠であるといえるでしょう。