投稿日:2018年05月16日

【札幌 弁護士コラム】問題事象への対処の基本:「2度あることを絶対に3度起こさない」

GW明けのせいか、最近は比較的作業に従事する時間が取れています。

事務所の内部管理の強化や新しい事業計画などに着手できており、充実しております。

 

さて、事業活動を行う中では、数限りなく問題は発生するものです。

顧客からのクレーム、連絡ミス、売掛けの回収漏れ、行政手続きの漏れ、従業員とのトラブル等、もぐらたたきの如く問題をつぶしていくのが経営者の仕事なのかもしれません。

 

問題の類型では、交通事故のような外来的、突発的なものもあり、そのようなものどうしても対処しきれない部分があります。

しかし、内部管理のミス等に起因するものについては、何らかの管理のやり方を変えることで必ず未然に防ぐことができるものです。

また、コミュニケーションの問題に関しては、相手があることですので、単純に自らを改めればすべてが解決するものではないですが、自責の観点に立って自らに責任のあった部分を見つめ直し、改善を図ることが可能です。

 

これらの問題が発生したときに大切なことは、同じことをまた繰り返さないように、即座に対応策を打つということです。

言うなれば「2度あることを絶対に3度起こさない」という強い気持ちを持って解決にあたるということです。

このように適切な対処ができれば、問題の発生による失点を取り戻すことができるのみならず、他の業務運営に関しても良い影響が発生するのではないでしょうか。