投稿日:2018年03月11日

【札幌 弁護士コラム】ご縁とは、偶然と必然の融合物である

一昨日、昨日とセミナーに出るために東京に行っておりました。

 

夜は東京の知人の方のご案内で、なぜかアメリカ在住の方と札幌在住の方と懇親会をしていました(笑)。

 

この東京の方と知り合ったのもひょんなことで、2年ほど前に結婚式に出席するために札幌にいらっしゃったときにお会いさせて頂いたといったものでした。

それからちょくちょくお会いするようになり、この方の周辺の方も何人かご紹介頂くようになりました。

 

今回の会合もたまたま開かれるに至ったようにも思われますが、完全に偶発的に開かれたものではありません。

偶然の出会いに加えて、ご縁を維持し、発展させていこうとする努力(というと嫌のように聞こえますが、そういうわけではありません。)が必要だということです。

そのためには適切な礼儀作法をわきまえたうえで、適度なコミュニケーションを取り続けることが必要です。

 

人間関係の多くは「たまたま近所に住んでいた」とか「たまたま同級生だった」とか「たまたま入った会社が一緒だった」とか、環境による偶然のものが多いでしょう。

しかし、何らかの目標を持って生活をしている場合には、目標達成のために人の助力を得ることは必須になるのであり、そのためにはしかるべき人とご縁を頂き、それを育てていくことが大切になってきます。

ご縁は、相手の望むことをして差し上げればどんどん育っていくでしょうし、逆に無作法なことをしたり、放置していたりすればどんどんしぼんで消えて行ってしまうという、必然的な法則が存在します。

 

この意味でご縁とは、偶然と必然とが融合して出来上がるものといえ、運任せにしていてはならないものと考えるべきでしょう。