今日は毎月1回の滝行の日でした。
毎月1回「ホームポジションに戻る」という感覚が芽生えるようになってきました。
札幌での滝行は今回で23回目になり、一部では滝行のやり方を教えてほしいという声も頂くようになりました。
しかし、私はプロの領域に達することができるような修行を積んでいるわけではありません。
素人、セミプロ、プロの違いとは何なのでしょうか。
この命題に関していえば、様々な回答があり得るでしょう。
例えば、プロは1つのことだけでご飯が食べられる人、という見方もできるでしょうし、どれだけ1つに人生を賭けているか、という基準もあり得るでしょう。
そのような中での1つの考え方としては立ち位置の違いというものもあります。
素人は他人から考え方やノウハウを教えてもらう存在、セミプロは自分で一通りはできるが道を切り開いて行ったりはしない存在、プロは自らが道を切り開いて行き後進を指導する存在、という分け方ができます。
滝行でいえば、私は素人からセミプロの間位だと思われますが、滝行のいろはを教えて頂いている代表の方(滝行歴30年超)はプロの領域にいらっしゃる、といったことが言えます。
ただ、全くの素人の方からすると、道を極めようとするようなプロの方というのはハードルが高く、いきなりはアクセスしづらいものです。
このため、セミプロレベルの人が全くの素人の人にある程度のことを教える役割を持つ場合もあります。
例えば、ゴルフを始めようとする人がいきなりプロのところに行って、「クラブはどれを買えばいい?」とか「ゴルフのルールはどうやって覚えたらいい?」とか「どこのゴルフ場が安くていい?」などという質問はしないでしょう(旧知の仲のプロがいるなどしたらそういうこともないではないでしょうが。)。
普通は、身近にいるゴルフ好きの人にある程度のことを聞いてから必要に応じてプロのレッスンを受けるでしょう。
そのようにプロがその道のすべてを担うわけではなく、セミプロのような人にも十分に役割が存在します。
そしてセミプロだからといってそれをビジネスにしていけないわけではなく(もちろん中途半端な指導だけでお金をもらっていいわけではないですが)、専門が別にあったうえでセミプロとしての役割を果たすことでビジネスにつなげていく余地はあるのではないでしょうか。
あ、念のためですが、私が滝行で商売をしようという趣旨ではないので誤解のなきよう。笑