投稿日:2018年01月28日

【札幌 弁護士コラム】気付きのきっかけはいつも他流試合

昨日は大阪での滝行でした。

…というと「大阪??」と思われる方もたくさんいらっしゃると思います。

これもひょんなきっかけで、私が所属している「絶対達成ジム」という簡単に言うと筋トレ好きの社長さんが集まっている会で、私が滝行を趣味としていると言ったところ、即座に滝行の全国ツアーが企画され、その第1弾として今回のイベントがあったわけです。

そんなわけで全国各地から集まった酔狂な(?)方々と一緒に大阪のお寺に行ってきました。

 

勝光寺

http://www.syokoji.jp/

 

こちらでは滝行に付随して、点鐘、読経、座禅、ご住職からの講義がされ、その上での滝行という半日修行コースを受けてきました。

滝行自体は腰巻1枚を巻いて、立ったまま、合掌して念仏を唱えながら入るというスタイルです(念仏は覚えていないので、立ち会って頂いたお坊さんに唱えてもらっていましたが。)。

時間としては人数が多いこともあって1分少々でした。

 

ご案内のとおり札幌での滝行は月に1回やっているのですが、このようにスタイルが変わると新鮮な気持ちになれるものです。

それとともにいつもの滝行と比較することで共通項と違うところがそれぞれ見えてきて面白いものです。

共通項としては、やはり滝に入ることで心が祓い清められ、すがすがしい気持ちになれることや、滝に入る前には寒さがまとわりついてくる感覚だったのが、滝から上がった後は体が発熱しているためポカポカしてくるといったことです。

逆に異なる点としては、今回の滝は自然の滝から水路を作って引いた滝のため、滝の幅が狭く、ピンポイントで背中にあたるため、滝に「入る」という感覚ではなく「打たれる」といいう感覚でした。

これは一見楽になったように見えますが、その分、水圧が強くなって、耐えるのに力がいるようになるとともに、滝から体が出ている部分が多くなるため、出ている部分が寒いという違いがあります。

(「滝の中のほうが暖かい」というとほとんどの方には信じてもらえませんでしたが、昨日ご参加頂いた方には得心して頂いたようです。)

 

このように類似したことであってもその場を変える「他流試合」を行うことでそれまで気づかなかったことにも気付けることがあります。

日々の改善の足掛かりとして積極的に「他流試合」を行うことは大切なのではないでしょうか。