本日で今年の事務所の営業を終了しました。
今年は顧問契約を頂いた件数も増加し、家族信託案件も安定的に頂けるようになり、まさに「逓増」を実現した1年ではなかったかと思います。
来年は人員増強を図り、業務拡大を進められればと期待しています。
さて、このようにいい1年を過ごさせて頂いたわけですが、やはりその背景には「ご縁」から生まれたお話も数限りありません。
ご縁を頂き、人として交わる中で仕事につながったり、また新しい方とのご縁を頂いたりするなど、ご縁なしには事務所運営も生活も成り立ってこなかったことでしょう。
このため、私はご縁を大切にしているつもりではありますが、まだまだ未熟な部分もあるのだと痛感しております。
最近あったエピソードですが、私がもといた東京の事務所の先輩から私の住所の問い合わせを頂きました。
何でも以前に荒木宛に送った郵便が宛先不明で帰ってきたので、再度教えてほしいとのこと。
(新しい住所をご連絡していたかった私に非があるのは明らかですが)ここで感じたのは「この方は何とご縁を大切にしているのだろう」ということです。
この先輩にしてみれば、今後、まず一緒に仕事をすることはないし、住所が変わっても連絡もよこしてこないし、特に連絡をとりあっても意味がないし、いざとなったらフェイスブックで連絡すればいいし、と考えてもおかしくないところです。
しかし、それでもこの先輩からご連絡を頂いたのは先輩が真にご縁を大切にされているからだろうと思います。
ご縁とは即物的なものではなく、かつ即効性があるものでもなく、そもそも何かの見返りを求めてつなぐものでもありません。
実際にご縁をつないでいたからといって現実的なメリットが生まれないケースもざらにあることでしょう。
しかし、本来的にはご縁をつないでいることを価値とすべきであり、その表象が時たま形として現れることがあるという考え方に立つべきではないでしょうか。
そんなわけで来年もご縁を大切にしていきたいと考える所存です。
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