師走も半ばになり、おかげ様で忙しくさせて頂いております。
一時的なものではなく、これから平均的に業務量が増加することが見込まれていますので、弁護士とアルバイトの募集を行います。
ご関心の方は下記をチェックしてみて下さい。
<【職員募集】勤務弁護士、アルバイト職員(非資格者)の募集を行います>
http://answerz-law.com/news/news-3466
さて、最近、案件が増加しておりますが、その背景には過去にお会いした方のご厚意やご縁が影響しているものと考えられます。
「仕事を取る」というとすぐに「営業」という言葉に結びつきがちですが、本当に営業がどこまで功を奏するのかは疑問な部分もあります。
すなわち「買ってください!」と連呼するだけで人は買ってくれるものではありません。
イギリスの格言で「馬を水飲み場に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない」というものがあります。
これはいかに人(他者)を操ろうとしても、最終的な行動の意思決定は他者が行うものであるということを表しています。
すなわち、人を操作しようとする操作主義の限界を表しているといってもいいと思います。
それではどうやって仕事を取るか(物を売るか)ということになりますが、1つの考え方として「一丁目一番地を確保する」というものがあると思われます。
人は何かしらのニーズを感じたらそれを手に入れようとします。
例えば、お腹が減ったら食べ物を買い、病気になったら病院に行き、法律のトラブルに巻き込まれたら弁護士に相談に行くといった具合です。
そのように顕在化しているニーズについては、通常、複数の業者が事業としてソリューションを提供しているものであり、業者から見たら競合他社が存在することになります。
その中で業者はニーズを持っている人から選ばれることを待っているわけですが、ニーズのある人から見ると、「誰から買うか」の優先順位は大体決まっているものです。
すなわち「一丁目一番地」を占拠している業者から買うのです。
そうであるとすると業者はニーズのある人を見つけて「買ってください!」と連呼するよりも、そっと「一丁目一番地」の地位に入り、じっとニーズが顕在化することを待っておくことが賢い方法なのではないでしょうか。
<12月22日 放談会を開催します>
http://answerz-law.com/news/news-3431