今日はロータリークラブのイベントで親子暗唱大会というものの運営を行ってきました。
このイベントは小学生らが物語や詩などの一節を覚えてそれを観客の前で発表するというものです。
参加するのは今回が2回目ですが、前回に引き続き笑いあり感動ありで、運営側ながら楽しませて頂きました。
さて、そのような小学生を見ていると、やはり無邪気であるがために大人の常識では考えられない行動もあったりするものです。
当然、大人から見たら恥ずかしいような行動も行います。
それがいい意味では常識を覚えて不規則な行動が減っていくのが通常です。
恥をかくことで徐々に均質化が進んでいき、恥をかくということなくなっていくものです。
しかし、このようなことは実はごく一面的なものであり、国や地域が代われば常識というものが変わりますし、自分が専門としていない分野では常識として備えていなかった基本的な知識も無限にあります。
このためあまりにも恥をかくことを恐れすぎると今自分がいる世界から出ていけなくなってしまいます。
自分の殻を破り、自分の常識にない世界に踏み込んでいくためには恥をかくことも避けては通れません。
新しい世界を開こうというのであれば先人に恥ずかしい質問を投げかけるようなことも当然であり、それなくして新しい世界には行けないものです。
このため時には敢えて意識的に恥ずかしい質問をするようなことも必要なのではないでしょうか。