前回の60日間ダイエットプログラムから4か月が経過し、リバウンドの気配が漂ってきましたので昨日から30日間ダイエットプログラムを再開しました。
各方面でのご支援をお願い致します。
さて、今日は顧問弁護士の選び方についてお話したいと思います。
これについては様々な観点があると思いますが、1つは前回お話をした「有事のための弁護士」なのか「平時のための弁護士」なのかによって変わってきます。
すなわち「有事のための弁護士」であれば紛争処理に強い弁護士、「平時のための弁護士」であれば契約書やビジネスに強い弁護士を選ぶことになります。
またそれとは別に重要になってくるのが、話しやすさや依頼のしやすさといった相性の問題です。
中小企業でいえば基本的には社長と反りが合うか合わないか、という観点が重要ですが、場合によっては担当者との相性のほうが重要な場合もあります。
いずれにしても人間性の部分で合っているかどうか、という観点は抜いて語れません。
料金設定も要素の1つとなります。
札幌ではおおむね月額3万円から5万円程度のところが多いようですが、大手の会社が顧問契約をしようとする場合には10万円以上ということもあります。
それぞれの事務所によって異なるため、何ともいえないところですが、高ければいいサービスを受けられるというものでもないのが実情でしょう。
顧問契約をすれば何を優待してくれるのか明確にしておくことは重要です。
さらに、あまり意識されていないところですが、弁護士が何の業界に強いのか、ということも要素になり得ます。
医療業界のように法律事務(医療過誤裁判)もリンクした業界だと確かに弁護士側の専門知識が要求される部分もありますが(確かに医療の知識はあるに越したことがないのですが、実際には労働問題やクレーム処理的なものが多いので、弁護士に医療そのものの知識が必要ないとの声もあるようです。)、基本的には業界に応じてそれほど特殊な法律知識はいらないものです。
ただ、法律知識の有無と業界知識の有無は全く異なるもので、業界知識がないと適切なアドバイスができないケースも往々にしてあります。
このため、弁護士がどのような業界に強いのかを見極めるということも考えられます。
ちなみに私は運送業、コールセンター業、不動産関連業などを多く受け持っていますが、これらの業界であると相談のツボがつかみやすく、短い時間でアドバイスを出せたり、方向性を決められたりする確率が高くなっているように感じます。
これらの要素を総合して検討頂ければよいのではないかと思います。
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