投稿日:2017年11月12日

【札幌 弁護士コラム】小さな渦が大きな渦を作る

ずいぶんとご無沙汰してしまってすみません。

先週の日曜日には家族信託・相続セミナー「不動産オーナー安心!家族信託が拓く賃貸経営」と題したセミナーを開催させて頂きました。

協賛会社の皆様のご協力もあって多くの方にお越し頂けました。

この場をもってお礼に代えさせて頂きます。

 

その後、水曜日から金曜日までは東京出張、土曜日からニセコ、小樽での合宿というイベントが目白押しの1週間でした(というか明日まで合宿です。)。

そんなわけで書くネタは山ほどあるのですが、全く投稿が追い付いていません。汗

ぼちぼちと追い付いていければと思いますので気長にお付き合いください。

 

さて、まずはセミナーのお話。

今回のセミナーのきっかけは、私がつなぐ相続アドバイザーズの会議でポッと「300人くらい集めてセミナーをやりたいよね。」と言い出したことがきっかけでした。

そこから300人集めるには何が必要か、と考えるようになり、具体的な課題が明らかになってきました。

 

すなわち、

・300人を集める→大きい会場が必要→ホテルを借りる

・300人を集める→集客が必要→集客してくれる人(会社)をまず集める

・300人を集める→面白くないと集まってくれない→これまでやったことのないコンテンツを作る→パネルディスカッションを企画する

・上記のような動きが必要→お金が必要→スポンサーを集める

という動きに派生しました。

 

このようなわけで今回、協賛して頂いた会社などに声をかけ、協賛して頂いてことを運んでまいりました。

必ずしも一筋縄ではいかない部分も多々ありましたが、そのように進めることができたのは、自らが渦を巻き始めたからである、ということがいえます。

 

物事は何でも一人でやることには限界があるものです(少なくとも物理的な部分ではどこかでボトルネックが生じます。)。

このため何かことを起こすためには他者を巻き込む必要があるわけですが、最初は小さな渦を巻くことしかできず、手近な人しか巻き込めないものです。

しかし、この小さな渦を巻くことが非常に重要であり、いつしか大きな渦に発展することも起こり得ます(今回のセミナー開催も十分大きな渦に発展したといえるでしょう。)。

 

よくある失敗パターンは、最終的に必要な渦の大きさを想定し、「そんな大きな渦は巻けない。」と最初から諦めてしまうことです。

しかし、どんな大きな渦であっても最初は小さな渦から始まっているということを理解しておけば、最初から行動を諦めるようなことはなくなるのではないでしょうか。

そのように小さな渦を巻こうとする第一歩が重要なのではないかと考えた次第です。