投稿日:2017年10月30日

【札幌 弁護士コラム】セミナーをどのように使うかという持論

今日は朝から新規顧問契約のご相談、昼からは認知症に関するセミナーに出席する予定です。

 

さて、最近たまに「荒木はどんなセミナーに行っているの?」とか「荒木は何を学びにセミナーに行っているの?」とか訊かれたりします。

確かに私は平均すると月に1.5回くらいは東京にセミナーを訊きに行ったり、札幌でも様々なセミナーに顔を出したりしています。

セミナーの種類というのも様々で、自己啓発系のものから、集客・マーケティング系のもの、IT系のもの、もちろん法律関係のものもあります。

 

このように言うと手当たり次第に行っているようにも思われますが、自分の中では明確に区分けがなされています。

それは「波及効果の高いものを優先する」ということです。

「波及効果」とは、そのセミナーがもたらしてくれるいい影響のことで、単に目の前の課題を解決してくれることだけではなく、将来において発生するいい影響の総和を指します。

 

このため、基本的には技術的な部分よりも考え方の部分を優先してセミナーを選ぶようにしています。

考え方の部分を学ぶということであれば題材は何でもよく、経営の話でも、スポーツの話でも、生き方の話でも、その話を抽象化して自分の考え方に影響するものであれば何でもよいと思っています。

「我以外皆我師」とはこのことを表した言葉であると思っています。

 

そういうことであるため「何かお勧めのセミナーは?」と訊かれると少々困ってしまうことがあります。

どのセミナーに行くか、よりも何を学ぼうとしているのか、どんな人から学ぼうとしているのか、ということのほうが大切であると考えているためです。

単に知識を学ぶということであればわざわざセミナーに出向く必要はなく、本やインターネットで学んでいればいいのでは?と思ってしまいます。

 

このようなことは自分が話すセミナーでも常に意識をしています。

すなわち、知識をお渡しするということは実は重要ではなく(知識だけであればすぐに忘れられてしまいます。)、その根底にある考え方や何を優先するべきであるかという判断基準をお渡ししようと考えています(突き詰めていえば思考体系をお渡しできればと思っていますが、そこまではなかなか難しいところです。)。

 

11月5日のセミナーでは、その意味で知識だけではなく、相続・認知症対策全般にわたる考え方をお渡しできればと考えています。

 

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<道内最大級の家族信託セミナーを開催します!>

セミナー名:不動産オーナー安心!家族信託が拓く賃貸経営

日時:2017年11月5日(日)13:00-16:30

場所:プレミアホテル-TSUBAKI-  〒062-0904 札幌市豊平区豊平4条1丁目1番1号

参加費:無料

詳細はコチラ→ http://answerz-law.com/news/news-3325