投稿日:2017年09月24日

【札幌 弁護士コラム】師匠を持つ効果とは

今日は朝からゴルフの練習、仕事、日本酒会等といろいろあった1日でした。

 

さて、昨日のブログに書いたのですが、あまりにもゴルフが上達しないもので、いろいろと策を巡らすこととしました。

こういうときにはこれまでの経験を活かすのが重要と考えました。

ここで大事だと考えたのはお手本となる「師匠」を持つことの重要性でした。

 

これまで私(荒木)は将棋、弓道、司法試験と、何らかの知識や技術を体得するための取り組みをしてきましたが、一番楽なのはできる人の真似をすることでした。

例えば将棋であればプロの棋譜を並べることが基本でしたし、弓道では師範や上手い先輩の方を再現することが重要でしたし、司法試験では合格者の再現答案のポイントを盗むことが合格への近道でした。

 

ことゴルフに関してはどうも不思議なことにトッププロの真似をして上手くなろうという風潮がないように思われます。

これは確かに一理あるところではあり、及ばずながら調べたところによると、トッププロはそれぞれに独自性があり、素人が真似をすると却ってスイングを壊してしまうという懸念があるということで、どうも真似をすることが推奨されていないようです。

 

しかし私はトッププロを師匠として持つことは大切なことではないかと考えました。

それは単に形を真似るだけではなく、それに至るプロセスも加味して捉えるべきという意味です。

その意味で私は歴代のトッププレーヤーの映像を研究して1人のプロを勝手に師匠とあがめることにしました(あまりにもおこがましいのでここでは伏せておきます。笑)。

とはいうもののおそらく私が向こう数十年にわたって努力しても、その人の技術には到達できないでしょう。

しかし、それでいいのです。

大切なのは師匠として北極星のように目指すべきところを設定することであり、完全なコピーとなる必要もないからです。

 

こうして師匠を勝手に設定し、その人の画像を繰り返し見た結果、早速今朝の練習では今まで飛んだことのない距離をドライバーで飛ばすことができることになりました(ちなみに師匠はジャック・ニクラウスではありません。「このスイングは絶対無理!」と思って即座に諦めました。笑)。

当然、私のスイングが1日でいきなり大改革を遂げたわけではなく、イメージやスイングに対する考え方が変わっただけです。

それであってもこのような一定の結果が出たわけです。

 

「ヘボの考え休むに似たり。」という言葉もありますが、まさしくその通りで、できる人を真似ること以上に効率的なようなことは存在しません。

どのようなことについてもそうですが、新しいことを始めるにあたっては、まず最良の師匠を探すことから始めてはどうでしょうか。