投稿日:2017年09月23日

【札幌 弁護士コラム】「夜明け前が一番暗い」の意味とは

今日は朝から未知の会のゴルフコンペでした。

スコアは…、企業秘密ということで。笑

 

さて、「夜明け前が一番暗い」という格言があります。

これは新しいことを始めるにあたって非常に重要な示唆を含んでいると考えられます。

 

新しいことをするためには何らかの投資が必要です。

例えば新しい会社を興すためには資本金としての金銭を投資することが必要ですし、新しい資格を取るためには時間を投資して勉強する必要があります。

 

ここで当然と考えがちなことに罠があります。

すなわち、「投資に見合った分だけ成果が上がる」という考え方です。

例えば、お金を投資して興した会社であればすぐに売り上げが立つとか、試験勉強をしたらその分すぐに点数が上がるとかいったような考え方です。

もちろん投資の対象にもよるでしょうし、人それぞれの成果の発生の仕方には個人差があります。

しかし、多くの場合、人の比例に比して成果は目に見えて現れないものです。

最初のうちはまさに砂漠に水を撒いているかの如く、やっても何の変化も見えないことも多々あります。

 

このため、一定期間の間に成果が上がらなければ投資を打ち切ってしまうことがあります。

このとき見込みのない投資をやめることは効率の向上に寄与するでしょうが、場合によっては目に見えて成果が出ていないだけで実は成果が現れる直前ということもあります。

そのような場合に投資を中止してしまうのは大きな損失であるといえます。

 

このようなことから、投資と成果は正比例しないものだと認識しておき、これだと思うことには粘り強く投資を続ける姿勢が必要なのではないでしょうか。

そうすれば成功したあかつきには「夜明け前が一番暗い」という言葉の意味が理解できるようになるかもしれません。

 

…ここまでお読みになった方にはお分かりかもしれませんが、今日のブログは自分で自分のゴルフ練習を鼓舞するための記事だったわけです。笑