投稿日:2017年09月14日

【札幌 弁護士コラム】自分を躾ける言葉を持つことによる成長:ゴルフ編

「今シーズン中に100を切る」という目標を定めたため最近、ゴルフにいそしんでおります。

とはいえ、まだまだスコアは人様に言えるようなものではありません(涙)。

昨日、一昨日のラウンドも惨憺たる結果…。

 

しかし、そこで負の感情に負けてしまえば成長はありません。

こんなときこそ、これまで学んだ考え方や成功哲学を活かすときだと考えております。

 

例えば人が成長するための過程とはどうかという話。

まず何も知識も能力もなく、かつやる気もない状態(無意識的無能)があり、次にやりたいことがあるのだけれどもそれができない状態(意識的無能)があって、そこから練習を重ねて意識的にやればできる状態(意識的有能)に持って行き、さらに何も考えなくてもそれができるという状態(無意識的有能)になるという過程をたどるという話です。

ゴルフのスイングでは気を付けるべきところが山のようにありますが、それを毎回毎回すべて意識してできるわけがありません。

ですので無意識的にできる部分を増やしていき、何も考えなくてもいいスイングができるようにしていかなければなりません。

このことを念頭におくと、いいスイングができないとしても、一定の部分は無意識的にできており、スイングに必要な一部だけができないだけであると考えることができ、腐ることはありません。

 

また、事物は螺旋的に発展するという弁証法的な発想に立つと、同じようなミスをしても前向きにとらえることができるようになります。

例えば、ボールが右に飛ぶという症状が出ているとき、最初は体が開いて右に飛んでいたのが、練習するうちにそれが直り、次に右に飛ぶようになった時にはグリップが問題だということがあります。

結果としては「右に飛ぶ」という同一のものですが、その内容としては1つ上の次元の問題に発展しているということです。

このことを意識すれば単に同じ結果が出たからといって、成長がなかったことにはならないと考えることができます。

 

そんな言葉で自分をしつけながらゴルフに励んでいる今日この頃です。