先日、モエレ沼芸術花火に行ってきました。
この花火大会は6年目を迎えますが、その誕生秘話や開催に至るまでのご苦労を大会実行委員長の方から伺ったことがあります。
なんでも最初は役所から何から開催にあたっての障害ばかり、お金は出ていくばかりの大赤字、と非常に大変な状況から6年間継続され、今となっては黒字転換して安定軌道に乗ってきたということです。
一方、手前味噌な話ではありますが、11月5日開催予定のセミナー「不動産オーナー安心!家族信託が拓く賃貸経営」も(規模感は全く小さいですが)ある意味では出発点は似ています。
このセミナーは私(荒木)の思いつきで準備を進めているセミナーですが、たかだか4人でやっている株式会社つなぐ相続アドバイザーズが主催者となり、大手の金融機関やハウスメーカーでもなかなか集められない300人のアパートオーナーを集めようというものです。
まだどれくらいの集客があるのか全く見通しが立っていない状態ですが、少なくとも金融機関、大手ハウスメーカーを含む5社以上の協賛を受け、順調な滑り出しを見せています。
この2つのことに共通して言えるのは、「現状がどうであるか」、というところを出発点に考えているのではなく、「最終的にどうなっていたいか」、というところから考え始めているといことです。
現状から考え始めると「あれもない、これもない」と考えることになり絶望感が漂ってきます。
逆にゴールから考え始めると「これも揃った、あれも揃った」と高揚感が高まってきます。
この感じの違いが結果に大きな違いをもたらします。
考え方の違いというのは非常に重要なことだと思います。