投稿日:2017年09月10日

【札幌 弁護士コラム】他業種に思いを致すことの重要性

今日は雑務を多少こなし、読書を多少したほかは休養日でした。

 

そのような中で、いつも行っているタイ式マッサージで体をほぐしてもらいました。

ここの方が非常に経営に造詣が深く、いつも経営談議になるのですが、今日は飲食店に話が及びました。

 

飲食店というのは、売上げの回収サイクルが早く、生活密着型ということで始めやすい業種ですが、反面において初期費用がかかる、仕入れコストがかかる、労働集約型であるといった特徴があり、なかなか長期継続経営のビジョンが見出しにくい業種でもあります。

そこで飲食店はどうやって経営すればいいのかについて議論しました(今日は2時間コースだったのでたっぷりと。笑)。

 

結論めいたものとしては、飲食については誰しも一家言ある領域ではあるものの、自分の興味関心だけでは成り立って行かないであろうということでした。

その前提として1つには顧客ニーズを捉えなければならないこと、改善を繰り返していくことなどが挙げられました。

これというのは抽象化したレベルでは私が取り扱っている弁護士業務においても必要なことであると考えられます。

 

このようなことでいったん物事を抽象化することで見えてくる新しいものがあります。

日常においてはとかく日々のことに追い回されるのが通常だと思いますので、あえて他業種と交流する機会を設けることは重要ではないかと思います。