今日は夏休み明け(事務所的に)ということで朝からバタバタとしていました。
明後日から東京出張ですので、抜かりのないように明日は準備を進めたいと思います。
さて、個人が理想を掴むためには能力開発というものは欠かせませんが(一部の博打で大勝ちしたいという方は別ですが)、その方法論というのは様々に述べられています。
今日も色々な方とお会いさせて頂く中で、(未完成ですが)1つの結論がもたらされたように思います。
それは、①人と会う、②その人のいいところを見つける、③そのいいところを真似する、ということです。
「なんだ、そんなことかー。」と思われる方もいらっしゃると思いますが、いざ実行しようと思うとそれほど簡単なことでもありません。
まず①人と会うということについていえば、新しい人と会うということは意識的にやらなければ、なかなか機会が生まれないものです。
しかも単に一言二言話したり、名刺交換したりするだけならともかく、ある程度どのような人なのか、何が仕事のツボなのかまでわかろうと思えば数十分は最低でも必要になります。
次に②その人のいいところを見つける、というためには人のいいところを見つけるためのマインドセットが必要になります。
常に批判的に人を見たり、人のいいところを僻んでいてばかりすると、いくらいい人が目の前にいてもそれに気づくことはできません。
要は人のいいところに気付くためにはそれ相応の準備が必要だということです。
さらに③そのいいところを真似するためにはそれ相応の基礎体力や知識、資格が必要となります。
例えば「あの学者の先生の話は含蓄があっていいな。」と思ってもそれに相応する知識がなければ同じ話はできないでしょうし、「あの人のきらびやかな人脈はすごいな。」と思っても一定の資格がなければ同じ社交場に出ることができないかもしれません。
そのような意味で一定の人を選ぶような条件はあるかもしれません。
但し、考え方や発想といったようなものには垣根がありませんので、そのような意味での模倣というのは理論的には可能であるはずです(実際やるのは簡単であるとは言い切れませんが。)。
どんな場合でも簡単にできるわけではありませんが、一つこのような考え方を持っていることは有効な手段になるのではないでしょうか。