投稿日:2017年08月09日

【札幌 弁護士コラム】逓増の人生を歩むことの楽しさ

今日は事務所内の月例ミーティング、つなぐ相続アドバイザーズのミーティングを行った後、お客様との打ち合わせが2件、その後に飲み会が2件(笑)あって早々に自宅に帰ってきました。

このスケジュールで21時前に帰ってこられたのは奇跡としかいいようがありません(送ってくださったHさん、ありがとうございました。)。

 

さて、この仕事をやっていると数多くの経営者の方にお会いします。

すべからくというと言い過ぎかもしれませんが、そのような中で多くの方が借入れを起こしてレバレッジを掛けた事業を営まれています。

要は何らかのリスクが顕在化すれば会社が厳しい状況になってしまうことを受け入れて、そのプレッシャーに耐えつつ経営を続けているというのが1つの会社経営者のモデルになっています。

それはそれでなかなかできないことであり、そのようなプレッシャーに耐えるのも社長の1つの資質であるといえるでしょう。

 

それに対してかくいう私はというと、幸か不幸か、そこまでの豪胆さがないために大したレバレッジもかけられず、安定経営を目指して日々ちまちまと業務にいそしんでいるわけです。

しかし、それはそれで非常にやりがいを感じる場面もあります。

 

私の商売のモデルは、(原価というか元ネタには極めて高いコストをはらっていますが、個別案件で見た場合)粗利率が非常に高く、1件の案件を取れたとするとそれがほぼ利益になる構造になっています。

もちろん、すぐに対応しなければならない案件が一挙にやってくると一瞬でパンクしますが、顧問契約のように長期的な対応をするような業務であればほぼ無尽蔵にお受けすることができます。

このため、顧問契約を頂けると、短期的には大きな収入になるわけではありませんが、事務所経営の観点からはまさしく「逓増」の要素になるものであり、非常にありがたく感じております。

 

わかりやすく金銭面で例えて述べましたが、このことは金銭的な問題だけではありません。

ご契約を頂けるということは信頼を頂いたということに他なりません。

そのように契約数の増加ということで信頼の総量が「逓増」していると感じることも、この上なく充実感のあることです。

 

このように「逓増」があるからこそ、業務改善が行われる余地が生じるのであり、業務においていい流れが生じることになります。

このように「逓増」の味をしめられれば良い方向での経営が続けられる可能性もぐっと高くなるのではないでしょうか。

 

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