「働き方改革」が叫ばれてしばらく経ちましたが、どの業界でも人手不足の状況が続いており、1人あたりの労働生産性の向上が大きな課題になっています。
それに対する1つの解決策として、1人1人のモチベーション向上が挙げられます。
モチベーションを上げるためにもいろいろな手法があるわけですが、最も大切なことは自己肯定感を持たせることではないでしょうか。
成果を挙げたい個々人としては自己肯定感を持てる方法を確立することが大切であるといえます。
自己肯定感が最も高まる瞬間とは、「ここを褒めてほしい」「ここを評価してほしい」と思っている点を他者から褒められ、評価されることではないでしょうか。
しかし、どの部分を褒めてほしいか、どの部分を評価してほしいか、ということは実は簡単ではありません。
本来的には個々人に究極的な目的、目標があり、それに紐づいた下位の定量的な目標があり、それに到達するための行動があり、その前提となる考え方、判断基準があるはずなのですが、そこまで明確になっている人は多くありません。
その意味でどの部分が究極的な目的、目標につながっているのか判断するのか難しい部分があるのです。
逆に言うと、どの部分を褒めてほしいか、評価してほしいか、ということが明確になるということは、自分が何を目指しているかが明確になるということです。
この意味で「最高の褒め言葉」が何かがわかるということは究極的な目的、目標が見えるということにつながります。
「最高の褒め言葉」を見つけることでなりたい自分への臨場感が湧き、行動につながってくるはずです。