昨日は知人の行政書士さんが立ち上げた団体で、家族信託に関するセミナーを開かれていたので出席しました。
多くの方が参加され、札幌でも家族信託を支持するムードが高まってきたようで望ましい傾向だと思います。
さて、そのセミナーの懇親会で、知り合いの行政書士さんと話している中で「荒木さんって何でもチャレンジするよね。」というようなことを仰って頂きました。
確かに私はどんなことでも「即断即決即行」の精神で「はいか、イエスか、喜んで」と答えるように心がけています(できているかどうかは別ですが…。)。
その結果、放っておいても何かしらにチャレンジしなければならない状況になっており(追い込まれており(笑))、何かしらにチャレンジを続けてきたわけです。
しかしこれは非常に重要なことだと思うのですが、人が成長するためには常にハードルを上げ続ける必要があるように思います。
スポーツに例えていうとわかりやすいかもしれませんが、例えば走り高跳びで150cmを跳べる選手が150cmを跳ぶ練習ばかりをしていたらどうでしょうか。
厳密に結果はわかりませんが、おそらくは160cmを跳べるようになることはありえず、段々150cmも跳べなくなってくるでしょう。
一方でその人が160cmを跳ぶ練習を続けていたらどうでしょうか。
160cmを跳べるようになるかもしれませんし、跳べるようにならないかもしれません。
しかし、160cmを跳べないにしても150cmよりは記録が伸びることが十分に想定されます。
これこそが努力による成長というものでしょう。
また、目に見えて成長がないとしても150cmを維持する力は働くものです。
その成長の原動力となるのが100%を超える力を発揮しようとする意思です。
この意思がなければ絶対に成長はありませんし、どんどん能力が衰えてくることは自明です。
101%でも構わないので、自分の力の限界を超えようとすることの重要性がここにあります。
さかのぼって仕事に関していうなれば、自分で考える限界の範囲内の仕事しか受けないという姿勢だと成長はおろか、現在の力の維持すら難しくなってきます。
そこで仕事に関しても「はいか、イエスか、喜んで」と答える精神が重要になってくるのです。