投稿日:2017年08月02日

【札幌 弁護士コラム】耐え難きを耐えられるかが勝負のカギ

今日はとある関係でゴルフに行ってきました。

地味に自己ベストを更新しました(といってもいくつで回ったかは極秘です。)。

ここ数日、天候が安定しなかったので心配していましたが、天気にはどうにか恵まれました。

 

さて、ゴルフでもなんでもそうなのですが、人生において調子のいい時悪い時、又は運のいい時悪い時など、波があるのが当然です。

そうはいっても実際に生活している分において、どのタイミングが調子がいいのか、どのタイミングが調子が悪いのかなどわかりません。

しかし、世の偉人といわれる人は、すべからくこの調子の波というものに対してうまく処しているように思います。

 

1つの考え方は「自分はいつでも調子がいい。」と考えることです。

その典型例が「絶好調男」と呼ばれた中畑清。

いつでも好調であると自己暗示をかけることによって脳を騙し、騙された脳が潜在能力を発揮し、実際に絶好調になってしまうという構図です。

これは一般化していえば潜在能力を活用するという手法の1つであるといえるかもしれません。

 

ただし、この手法の弱点は自分を客観視する視点をなくしてしまう恐れがあることにあるように思います。

時には慢心することによってマネジメントを放棄してしまったり、周囲から反感を買ってしまうおそれがあります。

 

それ以外の処し方としては、やはり「耐える」という方法しかないように思います。

不調な時期を守りに徹して生き延びるための手段を尽くすということです。

しかし、このときに兵糧攻めに遭っているかのごとく、先細りばかりする耐え方というのは好ましくありません。

調子が上がってきたときには「この一撃で逆転ができる!」というものを持ちつつ、それができるまでの間、千載一遇のチャンスを待つような心構えでいる必要があります。

そのような良い「耐え方」は汎用性の高いものであり、何度でも利用することができるため波及効果の高いスキルであるといえるでしょう。

 

(以上、ドライバーの調子が悪かった今日のゴルフからの教訓でした(笑)。)