60日間のダイエットプログラムもいったん終了し、少々休養期間としています(一応表向き上は超回復期間です。)。
この60日間のプログラムでは体重が減少したこともさることながら、運動をする習慣が身に付いたこと、ひいては習慣を身に付けることができるようになったことが何よりの成果です。
この勢いで今年の目標にしていたゴルフで100切りも達成してやろうとひそかに企んでいます。
さて、この習慣化というのは何事をするにしても非常に重要なことです。
「瞬発力だけで偉業を達成した者はいない」というのはまさに至言で、歴史を振り返っても長期間の積み重ねができた人だけが名を残すような成果を挙げています。
よく言われる信長と家康は何が違ったのか、という点でも家康が長寿だったからこそ長期安定的な政府を作ることができたといわれています(信長はクーデターで殺されたので寿命が長かったかどうかはわかりませんが。)。
そしてこの習慣化の意味というのは、「日々、無意識に行っている生活態度を反省する」というところが出発点になります。
人は日常の中でも無数の意思決定を繰り返しています。
朝起きてから携帯を見るのか、新聞を見るのか、トイレに行くのか、顔を洗うのか、朝食を食べるのか、食べないで出かけるのか、そのようなレベルでも無数の決定があるはずです。
しかし、大半の行動は無意識によって行われており、いちいち考えながらやっていないこともたくさんあります。
この無意識の行動が実は成果に直結しているということがいえます。
無意識の行動を意識的に変化させ、それを続けることで段々と無意識にできるようになってきます。
これこそが習慣化の本質なのです。
60日間ダイエットプログラムでいえば、朝5時に起きて運動するというと、最初はかなりの負荷がかかっていました。
しかし、それを何とか続けることで段々と意識せずともあたりまえにできるようになってくるもので、どれだけ二日酔いになっても5時に目が覚めるようになりました(それだけ飲んでいるのはどうかという話もありますが。)。
そうやっていい事、成果をもたらす事が、あたりまえにできるようになってくると結果として人生が好転してくるというわけです。
そういったわけでこれからの3か月ほどはゴルフのスコアアップに結びつく習慣を身に付けていこうと思う次第です。