投稿日:2017年07月18日

【札幌 弁護士コラム】長谷川等伯とプロジェクションマッピング:インパクトの重要性について考える

昨日は東京国立博物館に行ってきました。

http://www.tnm.jp/

 

そこで長谷川等伯の作品をプロジェクションマッピングと融合させた作品を観てきました。

http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1867

 

小ぢんまりとしたスペースで開催されていたものではありましたが、これが意外と大迫力!

映像と音と風を融合させ、観客を引き込む圧倒的な迫力がありました。

 

長谷川等伯は安土桃山時代に活躍した水墨画家で、千利休にかわいがられて名を挙げ、70歳を過ぎてから江戸に移ったというバイタリティの持ち主でした。

作風自体は極めて素朴なものですが、見る者に情景を思い起させるような奥行きがあります。

 

長谷川等伯の作品自体、魅力的なものですが、やはり(私を含めて)美術をそれほどわかっていない人に対しては何らかのインパクトを与えて作品に引き込んでいくということは必要なのかもしれません。

その意味で今回の展示にはなかなかの感銘を受けました。

 

ビジネスもそれと同じことで、いい仕事をしていたとしても、簡単に見込み顧客に訴求していくことはできません。

プロジェクションマッピングならぬ、何かしらの印象付けるような仕掛けが必要なのではないでしょうか。