<PR>
5月23日(火)契約書セミナーを開催します!
「弁護士が企業経営の発展と契約書の関係について考えてみた」
詳細はコチラ→ http://answerz-law.com/news/news-2910
——————————————————————————————————————
(本記事は平成29年5月10日分の未投稿記事です。)
ご自身で契約書を作ることとなると、
「難しそう!」とか
「間違えたらどうしよう…」とか
「いやいや、絶対無理!」とか
そのようにお考えになる方も多くいらっしゃると思います。
しかし、契約書にもいくつかのポイントがあり、その点をしっかり押さえておけばご自身で契約書を作ることは十分できます。
ポイントを押さえるということを捉えて「石にも目がある」という言葉があります。
これは、いかに硬い石でも石切りの達人はその弱い部分を見つけ、一撃で割ってしまうことができるといわれ、それができるのは「石の目」を的確に衝いているからだということです。
これと同様に契約書も的確にポイントさえつかんでおけば肝心な部分についてカバーするものを作ることができます。
例えば金銭消費貸借契約書、つまり借用書についていえば以下のようなポイントがあります。
1 当事者(誰が誰に貸すのか)
2 金額(いくら貸すのか)
3 返済期限(いつまでに返すのか、分割か一括か)
4 利息(いくら利息を取るのか)
5 担保(返せなかったら別に誰かが払うのか、何か物を取り上げるのか)
6 署名、押印
細かいことをいえば期限の利益の喪失がどうだとか、遅延損害金がどうだとか、そのようなポイントもありますが、身内に金銭を貸すような場合であれば上記のような点だけでも押さえておけば十分にワークするものと思われます。
そして企業活動においては1度契約書を作ればそれを何度も繰り返し使うことができ、かつ徐々にブラッシュアップしていくことができます。
このように契約書をご自身で作ったほうがよいこともあるため、チャレンジしてみるのもいいのではないでしょうか。
もちろん1度チャレンジしてみて難しいようであれば、その時点で専門家に相談することもできます。
まずはご自身(自社内)で対応できる契約書と対応できない契約書を分ける感覚を身に付けると、契約書対応の基本姿勢ができてきます。