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5月23日(火)契約書セミナーを開催します!
「弁護士が企業経営の発展と契約書の関係について考えてみた」
詳細はコチラ→ http://answerz-law.com/news/news-2910
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(本記事は平成29年5月6日分の未投稿記事です。)
先月の某日、上記のように契約書のセミナーを開こうと思ったのですが、そのきっかけとしては色々とあったものの、一般に作られている契約書が「仏作って魂入れず」状態であることが多く見受けられると感じたことにあります。
私(荒木)などは専門家なので当然、自分が1から契約書を作る時には体裁やてにをはまで統一的に作りますが、大事なのはそれではなく、内容としての一貫性があるか、実務上きちんとワークするか、経済的なリスクをどこまで軽減できるか、といったようなところにあります。
一方で会社や契約書の専門家以外の方が作られた契約書を拝見すると、体裁やてにをははおくとしても、契約の意図や目的が十分に伝わらないものも多く見受けられるというのが現実です。
これは契約書を作る技術云々という問題ではなく、取引に対する考え方そのものがどこかしらで不十分なところがあるのではないかと考えた次第です。
そもそも契約書というのは、契約当事者間で合意した内容を紙に書き出したものであるというのが出発点なはずで、本来的な流れとしてはクライアントの会社から弁護士に対して「こういう内容の契約をすることになったから、それに見合った契約書を作ってほしい。」という依頼があるべきだと思われます。
すなわち、細かい条件を置くとしても、取引の内容はクライアント側で作られるものであるため、クライアント側で契約何たるかを把握していなければならないものなのです。
契約の仕方がわからなければ、必然的に取引の条件に抜け漏れが発生し、思わぬところで紛争が生じたり予期せぬ結果をもたらしたりすることになってしまいます。
これは専門家への相談を怠った結果であるというよりも、実は経営者が本来身に付けておかなければならない素養が欠如していた部分があったと考えられます(もちろん、専門家に相談することで防げる場合もありますが。)。
しかし、そうはいっても義務教育の中で契約の仕方を教わるわけではなく、法律系の学部の大学に行かない限りは契約がどのようなものかを教わる機会もないわけで、世の経営者が契約について学ぶ機会というものはなかなか得られないものです。
そのようなわけで経営者の方向けに「契約における『魂』とは何か」を学んで頂こうというという意味で冒頭のセミナーを企画したわけです。
セミナーでは若干の残席がございますのでご関心のある方は是非チェックをお願い致します。
<セミナー概要>
タイトル:「弁護士が企業経営の発展と契約書の関係について考えてみた」
講師 :弁護士 荒木 俊和(札幌弁護士会所属)
日時 :平成29年5月23日(火) 19:00-21:00
※終了後、任意で懇親会を開催する予定です。
場所 :Wall地下1階会議室
札幌市中央区北2条西10丁目2番地7(アンサーズ法律事務所所在地)
受講料 :2000円(但し、顧問先様は2名様まで無料でご招待致します。懇親会費用は別途。)
お申込み:以下のいずれかの方法でお願い致します。
①FBイベントページの「参加予定」をクリック
→ https://goo.gl/ZxjkC1
②Googleフォームのアンケートに回答
→ https://goo.gl/forms/YxOAhnLlcjoypBQm1
申込期限:平成29年5月19日(金)
お問合せ:アンサーズ法律事務所 TEL011-252-9301