投稿日:2017年04月03日

【札幌 弁護士コラム】プロフェッショナルの流儀:箸の上げ下げまでこだわり抜くことの価値

(本記事は平成29年4月2日分の未投稿記事です。)

 

昨日分の記事で書いたように、セミナーに行ってきたわけですが、やはり鮒谷さんが凄いなと思うのは、できうる限りのことをやろうという姿勢が尋常じゃない(笑)ことです。

例えば、セミナールームに行くまでの道のりを単に地図を添付して知らせるだけではなく、最寄り駅からセミナールームにたどり着くまでの周辺の景色をカラー写真で集めたものを配布してくださったり、私(荒木)のブログやFBの書き込みを事前にチェックしてくださって「荒木さん、〇〇ってどうなりましたか。」とお声がけをしてくださったり、少し気を付ければできることを細大漏らさずすべてやりきろうという姿勢をひしひしと感じました。

 

そんなわけでプロフェッショナルの道を極めようとすれば、「箸の上げ下げまで気を遣う」ようなことが必要なのではないでしょうか。

例えば以前にタイムマネジメントを極めようとしていた方が、エレベーターに乗った時、行先階ボタンを押すのが先か、「閉」ボタンを押すのが先かを本気で研究していたという話を聞いたことがありますが、そういうことまで必要なのかもしれません。

 

そういうことを考えると、(自分のことは棚に上げて)外部に出す文章には一切タイポがないか、封筒に入れる書類はどちらを向けるか、お客様に出すお茶は玉露がいいか煎茶がいいか、ポケットチーフの色は赤がいいか青がいいか、等どうでもよさそうに見えることも、実はプロフェッショナルとしての評価につながっていることも多く存在します。

少なくとも全く無頓着であったことについて、「プロフェッショナルとしてどうか」という問いを自分に投げかけてみれば問題意識が芽生え、改善の余地が出てくるのではないでしょうか。