(本記事は平成29年4月1日分の未投稿記事です。)
私(荒木)が追っかけをしている(?)鮒谷周史さんのセミナーが急きょ開催されることになったため、東京に行ってきました。
内容自体については実は去年3月に受講したセミナーと同じで「人はなぜ変われないのか」ということをテーマにしたもので、そのおさらいといったものでした。
簡単にいうと人が変わるためには、(1)外に出て非日常を味わい、自分の常識の範囲外に目標を置く、(2)目標に至るための行動を逆算し、その行動を行うための判断基準を明確に言語化する、(3)衆人環視等の力を利用しつつ過去の自分に引き戻される引力に打ち勝って行動を続ける、というプロセスをたどるというお話です。
私は去年、このように明確なプロセスを(2日間にわたって!)具体的に示して頂いたことにいたく感動し、このブログを始めたり、セミナーに行き始めたり、本を読み始めたりする等、具体的な行動を始めるきっかけを頂いたと思っています。
今回のセミナーは、去年のセミナーと重なるところが多く、正直なところあまり目新しいお話は多くなかったと思いますが、セミナーに行く価値は全く小さくなかったと感じています。
それというのも、「上記のことを単なる知識として知っているだけなのか、知恵、体感、潜在意識レベルで体得しているのか」という問いがさらに存在するからです。
単に知識としてだけであれば去年のセミナーの記憶もありますし、そのときに取った40ページにわたるメモも残っています。
しかし、本当に「知恵、体感、潜在意識レベル」においてつかみ取っているかというと、やはり改めてお話を聞く中で自分自身に当てはめ作業を行い、リアルタイムで検証を行っていく必要があります。
そのような観点からすると(1)~(3)それぞれについてある程度は(少なくとも1年前に比べて)できるようになっている実感は存在しますが、まだまだ全体的にブラッシュアップを行っていく必要があると改めて感じました。
特に「衆人環視」に関しては、このようにブログを書くことにより批判にさらされる部分もありますが、やはり近似する目標に向かって互いを引き上げ合えるような仲間がより多く必要であると考えさせられました。
このように自分を定点観測してみるというのも重要な視点だと思いますので、毎年同じ(類似する)話を聞いてみるというのも一興ではないでしょうか。