(本記事は平成29年3月31日分の未投稿記事です。)
世の中には「成功するための本」「自己実現するための本」「変わるための本」といったようなものがたくさんあります。
それぞれの内容は深い思想に基づいたものもあれば、テクニック論に特化して書かれたものもあります。
それぞれの本自体の内容の当否や評価は様々でしょうが、本を読んで読者が影響を受けるには重要な前提があります。
それは読者側に内容を受け入れる土壌があるということです。
ここでの土壌とは変化を受け入れるための頭の柔らかさということです。
つまり、いくら本を読んだとしても、頭が固くなっており、変化を受け入れられないのであれば、読書は砂漠に水を撒くのと同じで、全く意味のないことになるでしょう。
そう考えてみると本気で本を読んで変わりたいと思うのであれば、まずは自分自身に対して本気で変わる覚悟があるのかどうかを問う必要があるでしょう。
また、本を例えとしましたが、このことはセミナーに参加することでも妥当するでしょうし、日常の仕事の業務改善などにも妥当するでしょう。
その意味で変化による成功を成し遂げるためには頭の柔らかさを保つことがすべての前提となるといえます。