昨日は大学の先輩で給与計算のアウトソーシング業務を行っている株式会社エコミック社長の熊谷浩二様のご紹介で、SATOグループのオープンセミナーでお話させて頂きました。
<エコミックHP>
SATOグループとは、代表の佐藤良雄様が設立されたSATO行政書士法人、北海道社会労働保険協会、北海道社会労働保険協会 旭川、労務事務指導協会、SATO社会保険労務士法人及び日本社会保険労務士法人を合わせたグループで日本の士業事務所の中で第4位の規模を誇る一大グループです。
<SATOグループ概要>
http://sgs.sato-group.com/group
一方で、佐藤社長は人材派遣の上場会社であるキャリアバンク株式会社の創業者としても名を馳せられています。
<キャリアバンクHP>
http://www.career-bank.co.jp/index.html
セミナーの内容は毎度おなじみの家族信託の話だったのですが、さすがの集客力により100人超の方にお越し頂きました。
このセミナーの模様についてはまた後日報告致します。
そんなわけでセミナーはつつがなく終了したのですが、その後、佐藤社長、熊谷社長とエコミックの役員の方との会食にお呼ばれしました。
こんな少人数で佐藤社長とお話させて頂く機会があるなどと思っていなかった私は今までにかいたことのない種類の汗をかきました(笑)。
佐藤社長のお話は40年間にわたって北海道経済を支えてこられただけあって、非常に示唆に富んだお話を多くお聞きしました。
ここで書くわけにいかないこともたくさんお話されていましたが(笑)、1つ心に残ったことを。
それは「士業は本当に顧客に価値を提供するために経営努力をしているのか」というお話です。
例えて仰っていたのが、「30万円を持ってニトリに行けば一家に必要な家具は全部揃う。ヨドバシカメラに行けば一家に必要な家電は全部揃う。それに比べて士業が30万円でできることがいかに少ないか。」ということでした。
そんなわけで佐藤社長は一貫して利用しやすい法務を安価で提供するということをミッションとして行っている、というお話をされていました。
高額なフィーを頂いている弁護士としては非常に身につまされる思いでした。
これからの時代、士業は安穏と生きていけないことは目に見えているわけで、創意工夫と企業努力の必要性を改めて感じさせられた1日でした。