今日は朝から新規相談、午後は作業を行っていました。
また今日のもう一つのイベントは妻の誕生日祝い。
ちょっとしたプレゼントを携えて円山公園駅近くの知る人ぞ知るイタリアンの名店に行きました。
【TAKAO】
札幌市中央区南3条西23-2-10 Condo Maruyama KIRARI 1F
https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010105/1051245/
まぁこの店はとにかくこだわりが素晴らしい。
料理店なので当然ですが、北海道産の素材(冬時期なのでやや少なかった気はしますが)や味付けにはこだわっていることを大前提として(というと味に不満があったように見えますが最高に旨かったです。)、何よりも空間や雰囲気の演出に気を配り、スキのない接客をして頂いたことがなによりも素晴らしく感じました。
家具は旭川の高級木製家具メーカーであるカンディハウスで統一され、食器は料理の演出を引き立てるマット感のあるモリヤマ製、さほど広い店内ではないものの客席を少なめに配置してゆったりした感じを演出された空間、音と照明を変化させる演出などそこかしこにこだわりを感じる店づくりでした。
この店のすごいところはそれぞれが高いレベルで融合していることでした。
しかし考えてみるとこのようにすべてを高いレベルで融合させることは容易なことではありません。
というのも1つでもレベルの低いことがあれば、他の事項のレベルが高いことと相まって余計に失望感を高めてしまうからです。
1つでも標準以下のものがあれば一気にこの店の価値は下がってしまいます。
例えば、トイレに入ったとき少しでも清掃が行き届いていなかったり、洗面台の石鹸が切れていたりすると評価は一瞬にしてがた落ちするでしょう。
このように1つの些細なことがディールキラーになることはビジネスの世界では数多く存在します。
そしてその1つの些細なことがビジネス発展のボトルネックになっていることも往々にして存在します。
一番恐ろしいのは経営者がこの些細な問題に気づいていないことがあることです。
経営者がこれに気づかない限り、経営者はいくらシャカリキになって働いたとしても業績が伸びることはあります。
私自身の弁護士業務話に引き直していうと、契約書を作成していない会社、就業規則を作っていない会社、支払期限を守らない会社、従業員をコマとしてしか見ていない会社、このような会社は既に問題を内包しており、知らず知らずのうちにボトルネックになっています。
この状況を明らかにし、解消することが実は弁護士の役割なのです。
スキのない経営を目指したい方は弁護士に継続的に接することが必要なのではないでしょうか。
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