投稿日:2017年01月01日

【札幌 弁護士コラム】「一年の計は元旦にあり」その他の教え

あけましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い申し上げます。

 

さて、「一年の計は元旦にあり」といわれるように年の初めに計画をしっかりと立てることは非常に重要です。

 

この言葉の由来は「月令広義」という中国の明代に書かれた古代の風習や習俗を記した書物からきているようです(毛利元就が言い始めたという説もあるようですが。)。

 

一日之計在晨 (一日の計は晨(あした)にあり)

一年之計在春 (一年の計は春にあり)

一生之計在勤 (一生の計は勤にあり)

一家之計在身 (一家の計は身にあり)

 

この2つ目の格言がもじられて「一年の計は元旦にあり」との語が生まれたそうです。

 

有名になったのはこの語ですが、他の3つも重要な示唆を与えてくれます。

 

1つ目は、1日の準備は1日の初めである朝(晨)に行うことが重要であるという意味です。

これは先日のブログでも書かせて頂いた毎日PDCAを回すことの重要性を説いています。

 

【日々のPDCAを回すこと】

http://answerz-law.com/%E7%B5%8C%E5%96%B6%E7%9B%B8%E8%AB%87%E3%83%BB%E5%86%85%E9%83%A8%E7%AE%A1%E7%90%86/post-2515

 

3つ目は、人の一生において大切なことは勤勉に仕事に励むこと、という意味です。

とかく効率性やスキルやコスパといったものが重視される現代において、愚直に物事に取り組むことの重要性を改めて感じさせられる言葉です。

 

4つ目は、一家の将来はどのように身を振り方で決まる、という意味です。

これも現代において忘れられがちですが、どのような考え方に基づいて身を振るか、自らの在り方を考えることで一家の運命が変わってくるということです。

 

このように短期、中期、長期において多面的に考えることが必要です。

元日だけ気合いを入れてもできることには限りがありますので、継続的に在り方や行動指針に思いを致すことが重要なのではないでしょうか。

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