(本記事は平成28年12月29日分の未投稿記事です。)
年末になってどこもかしこも忙しいことと思いますが、最近特に取り沙汰されているのが運送業界です。
何でもアマゾンを初めとして通販サイトの送料無料化等で荷物の量が増加している関係で全く手が回らない状況だとか。
私(荒木)も頻繁にアマゾンを利用しているのでその一端を担っているわけなのですが。
そんな中、運送会社は従業員に残業を求めるくらいしか対応策が取れない状況が続いているようです。
企業であれ、個人であれ、そのように難局にぶつかる場面は頻繁に起こり得ます。
その時はどの企業でも誰しも被害を最小限にして再起を図るべく力を尽くすものです。
確かに臨機応変な対応力というのは短期的な視点では非常に重要な要素です。
しかし、そこでの尽力が「気合い」や「根性」や「底力」といったものに支えられているものであるとすると、リスクを感じ取らなければなりません。
というのも「気合い」や「根性」や「底力」といったものは瞬間風速的な力にはなりますが、それらが発揮できる期間というのは極めて限られており、かつ、その期間が終了した後は必ず何らかの反動が出ます。
要するに「気合い」や「根性」や「底力」といったものは継続的に考えることはできないという要素であるということです。
企業においても、個人においても長期的な視点は必ず必要であり、また将来予測という思考を持っていなければなりません。
その点において「気合い」や「根性」や「底力」といったもので根本的に問題を解決しようという発想は誤っているのではないかと思います。
長期的な目標を達成するためには「仕組み」や「計画性」や「行動管理」といったものを用いるのが本来ではないでしょうか。
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