投稿日:2016年12月22日

【札幌 弁護士コラム】私(荒木)が弁護士っぽくないといわれる理由を考えてみた

今日は期日が一件あった他はドラフト作業などをやっていました。

年末に向けてもうひと頑張りです。

また夜は事務所の懇親会でした。

1年間頑張ってくれたスタッフに感謝の意を込めてちょっといいお店に行ってきました。

 

さて、最近になってとりわけなのですが、「荒木さんって弁護士っぽくないよね。」と言われることが多くなっています。

少し前までは喜んでいいのかどうか半信半疑でしたが、最近になって手放しで喜べるようになりました。

 

まず喜べるようになったというのは、「弁護士っぽくない」ということが1つのブランディングとして確立しつつあるということを実感しているからです。

そもそも「荒木先生」と呼んで頂く方よりも「荒木さん」又はそれ以外(由来は詳しく語りませんが「局長」とか「王様」とか(笑))の呼び方をされる方のほうが明らかに多いという事実があります。

「弁護士っぽくない」と言われたり、「荒木さん」と呼ばれたりするのは否定的な意味が全くないではないですが、肯定的に考えると「堅苦しくない」とか「話しやすい」とか「身近に感じられる」とかそういった意味で捉えられるのではないかと思います。

 

一方で私側の受け止め方としてはそのように思われることを意図してやってきたわけではないのですが、やってきたことの1つの発現としてはおかしくはないように思っています。

以前にも何度か書いていますが、私は訴訟や紛争処理だけが弁護士の職務であるわけではなく、弁護士は経済の発展等、もっと建設的なことに力を注げるのではないかと思っています。

しかし現状の弁護士としてそのような方向性で動いていると明らかにわかる方はお見受けしたことがありません。

このため私は暗中模索しながら独自路線を歩んでいるわけです。

 

具体的な行動としては弁護士ばかりが集まる会合よりも多様な経営者の方がいる会合を選んで出席し、法律の解説書よりも人としての成長が得られる本を好んで読み、貯蓄をため込むのではなくセミナーや人と会って自己研鑽を積むことに投資しているなど、普通の弁護士が普通にやっている行動とは異なっているとは思っています。

そのような行動をとっている理由の1つが定性的な目標として「北海道の経済発展」を掲げていること、定量的な目標として売上目標や将来のプランを具体的に掲げていることが挙げられます。

 

弁護士という職業は他の職業の方から見ると知的な職業に見え、さぞ考え方も深いのだろうと見られることがあります。

しかし、実態としてはそうでもなく、明確な目標や目的を掲げている弁護士は多くないように思われます。

さらに最近の若手には(というような言い方をするようになるとおっさんだということを自覚するわけですが)、妙にサラリーマン志向、すなわち一生、安定的なイソ弁生活を送りたいといったような風潮が蔓延しているようにも思います。

 

このような状況であれば確かに私が目立つというのもわからなくはないのですが、自分自身は社会の一員として、事務所の経営者として、成長を目指す一個人としてこれくらいのことは当たり前だと考えています。

来年の目標の一つに学びを重視し行動を加速する、ということを挙げていますが、来年末にはより弁護士っぽくなく見られるかもしれませんね(笑)。

 

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