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(本記事は平成28年12月12日分の未投稿記事です。)
今年の漢字は「金」だったそうですが、これにはいろいろな意味が含まれているそうです。
一番大きい理由はリオ五輪での多くの金メダル獲得ですが、PPAPの影響もあったようです。
また、その他の理由の一つとしては「政治とカネ」の問題もあったとされています。
この「政治とカネ」の問題は今年に限らず毎年毎年出てくる話題ですが、どうして日本はここまで政治の力が強いのか、と考えさせられることがあります。
特に北海道は開拓使によって開発が進められたということもあって、産業構造自体が官製と言われる部分も多々あります。
例えば北海道で大きい産業として公共事業に関わる建設業が挙げられます。
北海道では建設業に国や道の金が入り、そこから下請企業や従業員に金が流れて行くという流れがあるといわれています。
このため建設業の景気によって北海道全体の景気が左右されるとの見方もあります。
しかにあまりにも「親方日の丸」感が強くなってくると様々な弊害が出てきます。
その一つが行政の膨張です。
確かに行政は社会の規律を作る上で必要不可欠ですが、本来、行政は法律に従って動かされるべきであり、行政裁量といってもその限界が定められています。
行政が膨張しすぎることで、行政が法律に従わなくなり、法律の範囲を超えた裁量措置を行う恐れが出てきます。
それに対して異議を述べるのは市民や私企業の役割ですが、異議を述べるには行政と法律に関する知識がなければなりません。
一番怖いのは「行政がこう言っているから。」と鵜呑みにしてしまうことです。
あくまで行政の見解は一つの意見であって、法律の裏付けが必ずしもなされているものではありません。
市民や私企業の行政に対する態度も時折見直す必要があるのではないか、と考えている今日この頃です。
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