今日は、夕方に新規相談の案件があった以外には事務所内で執務でした。
それでも昨日の研修の反応が何件かあり、具体的な案件につながりそうなものもあって、これからが楽しみです。
さて、人生には3つの坂があると(結婚式のスピーチなどで)よく言われます。
それは上り坂、下り坂、まさか。
本当に人生においてはまさかがたくさんあるものです(え?私だけですか?)。
そんなわけで家族信託を設定するにあたってもまさかに備えた構造にしておくことが必要です。
例えば、財産を託す委託者が高齢者であり、その財産を託される受託者がその子供であった場合、普通に考えれば委託者が先に死亡するものですが、受託者のほうが事故などで先に死亡してしまう可能性もあります。
そういった場合に何も対策をしていないと、突如として受託者がいなくなってしまうので困ってしまうわけです。
そのようなことに備えて二次受託者として、受託者が受託できなかった場合に次に受託者になってくれる人を決めておくことが有効と考えられています。
このように信託を使いこなすということはイマジネーションを使うということと近い部分があり、将棋でいうところの「読み」が非常に重要になってきます。
家族信託においてバックアップを設ける場面は実は数多くあります。
どれくらいの場面に対応するスキーム、契約書を作れるかが専門家の能力として問われるところでしょう。
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