(本記事は平成28年11月28日分の未投稿記事です。)
とある先輩弁護士と話していてのひとコマで、「弁護士ってボスから罵られるものだよね。」という話をされていました。
周りには経営者の方がいて不思議そうな顔をされていましたが、本当にそんなもんなのです。
私(荒木)も昔は散々罵られていたものです(汗)。
それが時代の流れなのか、弁護士過多の揺り戻しで、弁護士の供給不足の感が強まってきたせいなのか、イソ弁(=勤務弁護士)に対してやさしく接する時代になってきているように思います。
「最近の若い者は…。」なんていうとオヤジ臭くていやなのですが、若手弁護士の中で妙な安定志向が根付いてきたような気がしています。
妙な安定志向というのは、大きな仕事や大きな収入を目指さない代わりに、大きなリスクも取らないというローリスクローリターン志向と言っても良いと思います。
まぁそれはそれで人それぞれの考え方なのでしょうが、一番危険だと思うのはローリターンで満足するということは世界を広げないことにつながります。
世界を広げないということは自分の手近な情報やモノサシしかない状態での業務を行うということに他なりません。
そうすると狭い世界の中で「自分は立派なんだ。」という誤解を生み、自分の小ささを知る機会がなくなってしまいます。
その結果、現状維持志向が強くなり、成長を意識するということが発生しなくなってしまうのではないかと危惧しています。
このような話は単なる私の妄想に過ぎないかも知れませんが、本当に起こっていることであればマズイのではないかと思い書いてみた次第です。
***************************************************************************************************
本サイトでは365日、弁護士によるコラムを公開しています。
新着情報をお知りになりたい方は右側のFacebookページのリンクに「いいね!」してください(投稿の度にタイムラインに表示することが可能になります。)。
【メルマガ登録募集中!】
アンサーズ法律事務所では月1回メールマガジンを発行しています。
メルマガならではの有益情報をご提供しておりますので是非ご登録下さい。
本サイトのトップページ右のサイトバーに(スマホ用サイトでは下側に)、メールアドレス、お名前、会社名・所属先をご記入頂くことで登録できます。