投稿日:2016年11月27日

【札幌 弁護士コラム】抽象化されたレベルで本物を求めること

本日、東京最終日でした。

これから飛行機に乗るところです。

 

今日は朝から東京都美術館にゴッホとゴーギャン展を観に行き、合羽橋の商店街で調理器具などを買い、ランチは東京と札幌でご活躍中の心理カウンセラーを養成されている方とご一緒させて頂きました。

また、話がさかのぼりますが、昨日の夜は東京の顧問先の社長さんと食事させて頂きました。

 

ここ2日間で体験したのは「抽象化の必要性」ということです。

 

人は誰しも見聞きするもの、触れるもの、味わうものなど直接的な刺激をまず感じ取ります。

そのような刺激が経験化すると、見聞きするとどうなるか、触れるとどうなるか、味わうとどうなるかという予測がつくようになってきます。

そしてその予測に基づいてスケジュールを作り、行動するようになります。

とまあ、ここまでは当たり前の話です。

 

そこで抽象化とはなにか、ということなのですが、例えば「見聞きするものを広い視野でとらえて、自らの規範において解釈する。」という言い方ができるように思います(定義というものではないため、これと異なる考え方もあると思います。)。

ここ2日間でお会いした上記の方は、いずれも素晴らしく勉強熱心な方で、常に先を見通そうと努力されている方であり、(僭越な言い方ですが)勉強の本質を小手先のテクニックではなく、物事の本質の抽象化と見通されている方だと思いました。

また、今日観に行ったゴッホとゴーギャン展では、(もちろんゴッホも非常に素晴らしい作品なのですが)ゴーギャンの「芸術は視覚で捉えたものを抽象化し、自らの表現に作り直すものだ(細部あいまいです。)」というような芸術観もこれに近いものではないかと感じました。

 

良いものを見聞きし、自らにおいて抽象化して取り込む。

この繰り返しが人の一番の成長の糧なのではないでしょうか。

 

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