今日は朝からロータリークラブの仕事でホテルにいます。
先日のことですが、知り合いの方のご紹介で新聞の取材を受けて参りました。
近いうちに新聞に載ることになると思いますので改めてお知らせします(念のために言っておきますが、悪いことをしたわけではありません。笑)。
そこで改めて思ったことですが、人前に出るということは非常に大事だということです。
これは単に売名行為をしろということではなく、他人に対して考え方や意見を提示し、批判を受けることが大きな価値を持つということです。
よく言われることですが日本の教育では知識偏重と言われ、普通に大学を出るまではほとんど議論するような機会はありません。
そのまま品のいい一流企業に入ると特に波風を立てない限りは会社に入っても激論するような場面がないかもしれません。
しかし、私のように弁護士をしているとよく思いますが、人の考え方はこれほどまでに分散が激しいものだと感じます。
もっといえば同じような教育過程を経て、同じ試験を受けて弁護士になった者の間でもこれほどまでに考え方が違うのだと思う場面もあります。
このような人との違いに直面した場面において、他人と議論を行ったことがなければそれ以上に前に進むことができなくなってしまいます。
また、その違いの程度も様々であるため、極力多くの議論経験を得ることにより克服していく必要があります。
その意味で一番手っ取り早いのが人前に積極的に出ていくことです。
全く同じ考え方を持つ人がいない以上、人前に立つと(いい意味で)槍玉に挙げられるようになります。
そこで多くの議論を経験することが後になって大きな価値を持つようになります。