(本記事は平成28年10月21日分の未投稿記事です。)
今日はロータリークラブの関係で大黒摩季さんの話を聞いてきました。
色々とためになるお話があったのですが、最も印象的だったのはインタビュワーから「今までヒット作を出し続けて来られる中で苦労したことは何ですか。」という質問をされたことに対して、大黒さんは「日本人って苦労した話とか失敗したときの話を聞きたがるんですよね。」と答えていたのが印象的でした。
言われてみればその通りで、我が身を振り返ってみても経営者の方と話をしたりするとき、どうも苦労話やネガティブな内容の話を質問していた傾向がありました。
日本人がそのような話を聞きたがるのは文化的な特徴なのでしょうか。
まぁそれはさておき、日本人が失敗や苦労に関心が向きやすいとすると、自分が失敗したり、苦労していると感じているとそれをいつまでも引きずってしまう恐れがあることになります。
(我が身おいても思うことですが)これって非常に怖いことだと思います。
「失敗」や「苦労」という言葉が頭の中を巡っていると極めて膨大な脳内メモリを消費するため、他の前向きな作業を行う領域が制限されてしまいます。
これがいわゆる無気力状態です。
この無気力状態に陥っているとほぼ絶対に成功に向けた動きや成長するための動きを実行することができません。
というよりも家から出ることや起き上がることすらままならなくなってしまいます。
そしてこの無気力状態が続くと何時間、何日、何週間といった単位で時間を浪費していってしまいます。
このため無気力状態にならない心がけも必要ですが、無気力状態になった場合の脱出方法を見つけておくことが重要だと思います。
私自身、このことが非常に苦手なようには思っていますが、最近は呪文のようなものを唱えてこの状態を抜け出すようにしています。
その呪文とは、「まぁ何とかなるやろ。」(将来に不安がある場合)、「知らんがな。」(誰かが自分を糾弾しているような場合)、「はい、次、次。」(狙っていたことが実現できなかったり、継続的な関係が途切れてしまったような場合)、というような無責任かつライトなものです。
あえて冗談交じりの簡単なセリフを唱えることで不思議と心が軽くなるものです。
無気力状態にとらわれているような方は一度お試し頂いてはいかがでしょうか(別に関西弁にする必要はありませんが(笑)。)。
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