投稿日:2016年10月10日

【札幌 弁護士コラム】やはり基本はOSレベルからの変革

今日で三連休が終わるようです。

滝行やら何やらで出歩きつつも、この三連休は結構仕事をしました。

人が遊んでいるときに働く喜びを覚えつつあるのかも知れません(笑)。

 

さて、お知らせしていましたとおり、次の土曜日に(おこがましくも)若手の弁護士さん向けに独立開業にまつわるお話をさせて頂くことになりました。

 

【セミナー案内】若手弁護士のための独立開業支援セミナー

http://answerz-law.com/news/news-2099

 

そこで何をお話しようかとあれこれ考えていたのですが(というか主催者の方からは他士業との連携を中心にして話して欲しいと言われているのですが)、どうも小手先の話ばかりしてもあまり意味がないように思えてきました。

例えばHPを作って多くのページビューを稼ぐ方法を知ってもコンテンツがダメなら意味がないでしょうし、セミナーに集客できたとしてもいざ話をしてみたらどうも人に感銘を与えるようなことができなければ売上につながらないでしょう。

もちろんHPを作る技術やセミナーで上手く話す技術も大事なのですが、私(荒木)はもっと大切なことがあると思っているのです。

 

それはいろいろな呼び方があると思いますが、パソコンに例えていうならば「OS」のレベルを磨くことです。

「OS」とはオペレーティングシステムの略ですが、パソコンの中では最も基本となるソフトウェアです(…って専門家でもないのにこんな基本的な説明をするのもどうかと思いますが。)。

「OS」の上に「ソフトウェア」が乗ることでパソコンが有用なものになり、さらに「アドオン」と呼ばれるものが乗ってパソコンが便利なものになっていきます。

しかしいくらいい「ソフトウェア」や「アドオン」を持っていたとしても「OS」が入っていなかったり、入っていたとしてもバージョンが古かったりするとろくにPCは動きません。

 

これと同じことが弁護士の仕事にも当てはまり、ひいてはビジネス一般に当てはまります。

上記の話をこれに当てはめると「『ソフトウェア』や『アドオン』ばかりいいものを求めても結果はでないよ。」という話になります。

とかく「すぐてきる~」とか「誰でもできる~」とか「簡単にできる~」といったフレーズはキャッチーではありますが、その分陳腐化するのも早いものです。

このようなものではなく、いつ、いかなる効用が発生するかもわからないくらい深いレベルである「OS」をまずしっかりとさせることで、永続的に成長するための基礎が出来上がると考えられます。

 

そんなわけでセミナーの話に戻ると、私が本当にお伝えしたいのは「独立開業したら(するためには)何をすればいいか」ではなく「独立開業にあたってはどのような考えをもったらいいか」ということです。

そこの部分が正しい方向でしっかりと固まれば多少の振れ幅があったとしても成功の方向に向かっていくのではないでしょうか。

でもそんな重い話のセミナーってウケないんですよねぇ。はぁ…。

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