昨日は新規の顧問先様へのご訪問の後、夜は某銀行の支店長様との会食でした。
こちらの顧問先様は道内各地に加え、道外にも拠点をお持ちの業界大手の会社でいらっしゃるのでビジネス拡大的な部分を含めて関与させて頂くのを楽しみにしております。
また、某銀行の支店長様には家族信託にかなりのご関心を寄せて頂き、今後、業務提携を考えられるようなご提案ができればと考えております。
この2件はいずれもある交流会のメンバーの方からのご紹介の件でした。
私(荒木)はこの交流会に入って間もなくであり、正直なところさして会にも貢献できていない状況ですのでこのようなお話を頂けるのは感謝してもしきれない部分があります。
そもそもこの会に入るきっかけができるまでには、多くの方とのご縁がありました。
ざっと振り返ってみるとこのような流れだったと記憶しております。
札幌弁護士会の若手の会→札幌近郊の弁護士の先生→中小企業の団体→その団体の会合で隣に座っておられたセミナー講師の方→社会保険労務士の先生→外資系保険会社の方→不動産会社社長様→上記の交流会
というように極めて多くの方を経ていたことがわかります。
最初の弁護士会の若手の会というと私が札幌に移籍してきて間もなくのことでしたのでかれこれ4年近くも前のことになります。
そこからこの段階に至るまでに誰か1人とのご縁がなかったようであれば冒頭のようなお話を頂くこともなかったわけです。
そう考えてみると、ご縁を結ぶこととはわらしべ長者の話と似ているように思われます(念のためですが、最初のほうのご縁の価値が低いものと言っているわけではありません。)。
わらしべ長者とは、ある一人の貧乏な人が最初に持っていたわらを物々交換していき、最後には大金持ちになるという昔話です。
(他のストーリーもあるようですが)最初に持っていたわらしべが、アブが結び付けられたわらしべ→蜜柑→反物→馬→屋敷というようにどんどん価値の高いものに変わっていくというようないきさつを辿ります。
この話の主人公は、(観音様に願を懸けたということはありましたが)わらしべを持っている段階でここまでのストーリーが見える由もありません。
全ては偶然に偶然が重なって大金持ちに至ったものです。
しかし、その裏側ではこの主人公が観音様に対する信心を忘れなかったという事実もあります。
これをさきほどのご縁の話に置き換えると、ご縁自体は偶然の連続ですが、それぞれのご縁を大切にしていかなければこのような偶然も生まれなかったということです。
というわけで私はこれからもご縁は貴重なものであり、一方で途切れやすいものということを胆に銘じてご縁を大切にしていこうと思う次第です。
最後に江戸幕府の剣術指南役であった柳生家の家訓を引用させて頂きます。
小才は、縁に会って縁に気づかず。
中才は、縁に気づいて縁を生かさず。
大才は、袖振り合う縁をも生かす。
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