今日は高橋はるみ知事にお招き頂き、懇談会に参加してまいりました。
北海道政について熱い議論が交わされました。
さて、昨日の続きです。
保険関係(特に営業マンの方)の家族信託に対する受け止め方はかなり好意的なように思います。
保険関係の方の本当の仕事は、資産運用の全体的な設計である以上、その手法が1つ増えることは大歓迎であるからだと思われます。
また、つなぐ相続アドバイザーズは士業3名で構成される会社であることから、士業に対する需要も相まって好意的な見方をして頂いているのかもしれません。
保険商品との直接的な連携はやや難しいものの、例えば保険で株価対策をした上で株式又はその他の資産の承継の設計に家族信託を活用するということは考えられます。
この辺の研究ももう少し進めて行かなければならないと考えています。
また、不動産関係の方については、売買の成約が一番の重要なファクターだと思われますが、家族信託は一度設定すれば長期間続くものであり、また専門家が信託監督人として長期間のお付き合いをさせて頂くことも多いため、売買の成約に向けた営業活動としては十分に家族信託の価値があると考えています。
しかし、これまで不動産関係の方からは家族信託の複雑さ(1度わかってしまえばそんなに複雑だとは思わないのですが…)を理由に敬遠されてしまうことが度々ありました。
確かにすぐに売買の成約に至らないケースが多くなるのは当然ですが、長期的な視点に立てば売買の対象に目星がつくというのは極めて大きいことではないかと思います。
現在のところ、不動産に関する家族信託が中心となっていますので、不動産関係の方にはより関心を持っていただきたいと考えています。
最後にハウスメーカーの方です。
こちらについてはある程度の規模の会社であるところが多く、ご関心を持っていただくところが多いように思われます。
札幌だけかもしれませんが、家族信託のセミナーを一番多く主催しているのがハウスメーカーであるということも関連事情として挙げられます。
ハウスメーカーの場合、家やマンションを建築した後もメンテナンス等の関係でオーナーの方と長いお付き合いをされることが多いように見受けられますが、長いお付き合いをするようであれば家族信託の活用は性質が親和的であり、打って付けのコラボレーションではないかと考えています。
ともあれ、そのようなわけで毎日、家族信託の普及に取り組んでおります。
なお、明後日19日、家族信託普及協会のシンポジウムで登壇させて頂くことになっております。
定員50名とアナウンスしていたところで、それを大幅に超える参加申込があったとか。
観にこられたい方がいらっしゃればメッセージ等でご相談を頂ければ、今からでもお席がご用意できるかもしれません。
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